‥‥‥‥‥‥‥kingdam-8-0

 

 

 

 

 

 

 

 『幸せ』

 

 

 

 

 

それは、砕け散る氷の花。

 

 

 

 

 

『幸せ』

 

 

 

 

 

それは、春の日に降る雪。

 

 

 

 

 

 冷たく、美しく、切なく、ただ、焦がれるだけのもの。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 そう思っていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 KINGDAM

琥珀の章8 

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